ドラゴンボール実写がひどいのはなぜ?失敗で脚本家が謝罪した内容も紹介!

40周年を迎える超人気作品ドラゴンボール。
知らない人がいないほどの知名度があり、今までにも数々のシリーズや、映画を展開してきましたよね。
そんなドラゴンボールに「ひどい」、「失敗作」だと言われる実写作品があることをご存じでしょうか?
そして実写版ドラゴンボールの内容がひどすぎた結果、脚本家が謝罪する羽目に…。

なぜそんなにひどいと言われているのかな?
脚本家が謝罪するほど、ひどいものになってしまったドラゴンボール作品だけに逆に気になりますよね。
そこでこの記事でわかること
- ドラゴンボール実写がひどいのはなぜ?
- 失敗で脚本家が謝罪した内容
についても調査、紹介していきます!
ドラゴンボール実写がひどいのはなぜ?

実写版ドラゴンボールは、「ドラゴンボール EVOLUTION」という作品で、鳥山明先生の漫画『ドラゴンボール』を極めて独自の解釈で実写化し、大変個性的な味付けの脚本と演出で仕上げた一作。
視聴した方からは、「明らかに鳥山明のドラゴンボールでは無い」、「もう完全に別物です! 見ない方が幸せ。」などの意見が多数出ているんですよね。

具体的にはどんな内容なの?
ここからは「ドラゴンボール EVOLUTION」の内容と、原作との違いについても調査したので紹介していきますね。
ドラゴンボールエボリューションの内容は?
「ドラゴンボール EVOLUTION」は、2009年に公開された、鳥山明先生原作の人気コミックをハリウッドで実写映画化した作品です。
作品の内容は、7つ集めればどんな願いでも叶うというドラゴンボールをめぐって、永遠の若さを手にして地球制覇を企てるピッコロ大魔王と、悟空たちが激しい争奪戦を繰り広げるというもの。

内容を聞く限りは、原作と同じ気がするけど?
では、原作との違いについて次で見ていきましょう。
原作との違いも紹介!
ストーリーだけ聞くと同じ?と思ってしまうかもしれませんが、実際にはビックリするほどの違いが多数!
具体的には、悟空が冴えない高校生キャラになって自転車で学校に通っていたり、ピッコロに触角がなく手下が大猿 であったり、亀仙人が角刈りのオッサンになっているなど、上げればきりがないほど・・・。

悟空が高校生キャラ・・・。

亀仙人に髪の毛はダメだよ・・・。
これには「ドラゴンボール EVOLUTION」を見たドラゴンボールファンは唖然として声も出なかったことでしょう。

ファンからの苦情も出そうだよね。
実際にファンから脚本家への苦情が殺到したとのことなので、次で見ていきましょう。
実写失敗で脚本家が謝罪した内容も紹介!

「ドラゴンボール EVOLUTION」については、そもそも原作者の鳥山明先生から以下のコメントがあります。
「脚本があまりにも世界観や特徴をとらえておらず、ありきたりで面白いとは思えない内容だった」とコメント。
さらに、「注意や変更案を提示しても、製作側は妙な自信があるようであまり聞き入れてもらえず、出来上がったのも案の定な出来のドラゴンボールとは言えないような映画だった」と明かしているんですよね。

完成前に鳥山明先生から指摘されていたってこと?

しかもそれを聞き入れなかったの?
鳥山明先生からの助言も虚しく、ドラゴンボールとは言えない何かになってしまった「ドラゴンボール EVOLUTION」について、ファンから脚本家への苦情が殺到。
ここでは、「ドラゴンボール EVOLUTION」の脚本家のその後のコメントについて調査したので紹介していきますね。
脚本家は失敗を認めた?
「ドラゴンボール EVOLUTION」の脚本を手がけたのは、ベン・ラムシー氏です。
ベン・ラムシー氏は、海外のドラゴンボール・ファンサイトThe Dao of Dragon Ballのインタビューで、ファンに向けて後悔と懺悔の言葉を語りました。
内容としては、「いつかこの日が来ると思っていました。ドラゴンボール・エボリューションは、私の人生において非常に痛みを伴うポイントとなってしまいました。」とコメント。
「脚本家としてこの作品の名を連ね、世界的に罵られるのは、苦しくてたまりません。世界中から苦情メールが届き、心が砕けそうです。」と話しており、世界中から苦情メールが届いていることを明かします。
また、「非常に多くのファンの皆さんに向けて、期待外れな結果に終わった事の全責任を負い、全てのドラゴンボール・ファンの皆さん、心からお詫び申し上げます。」と最後にお詫びのコメントを残しました。

お世辞にも良い出来とは言えなかった映画だけど、脚本家がここまで追い込まれた精神状態になっていたとは…

今年新しいドラゴンボール作品がニューヨークで発表されたみたいだけど、関係あるのかな?
今年展開予定の「 DAIMA」が関係しているのか次で見ていきましょう。
DAIMAはこの失敗から生まれた?
「DRAGON BALL」の40周年記念作品として、今秋に展開される『ドラゴンボールDAIMA』は実写版「ドラゴンボール EVOLUTION」とは関係ありません。
『ドラゴンボールDAIMA』は完全新作のアニメシリーズで、鳥山明先生が新しいエピソードを執筆するほか、原作、ストーリー、キャラクターデザインにも携わっており、実写版「ドラゴンボール EVOLUTION」とは全くの別物です。

でもニューヨークで発表したし、何か関係あるんじゃないの?
ニューヨークで発表した理由は東映アニメーションから、「ドラゴンボールが海外展開にも力を入れている作品であるため」と回答されており、「ドラゴンボール EVOLUTION」との関係は無さそうですね。
まとめ
今回の内容としては、ドラゴンボール実写がひどいのはなぜ?失敗で脚本家が謝罪した内容についても調査、紹介していきました!
- ドラゴンボール実写がひどいのはなぜ?
- 内容がドラゴンボールの原作とかけ離れた内容で、別物と言われる作品であった。
- 失敗で脚本家が謝罪した内容
- 「世界中から苦情メールが届き、心が砕けそうです。心からお詫び申し上げます。」とお詫びのコメントを残しました。
公開からすでに15年。
原作者の鳥山明先生に「脚本やキャラクター造りは原作者としては『え?』って感じ」と言わしめ、脚本家が「世界中から苦情のメールが届く」「ファンの皆さんをガッカリさせてしまった責任は私にあります」と謝罪するに至った実写ドラゴンボール。
別物としてみれば面白いとのコメントもあり、気になる方は一度見てみるのもいいのではないでしょうか。
これから始まる『ドラゴンボールDAIMA』も楽しみですよね。